こんにちは。daiscoです。
今日は僕のホームページ制作における検索エンジン対策(SEO)の考え方をお話しします。5分程度ですので、聞いてもらえますでしょうか。
検索エンジンで上位表示したいですか? したいですよね。
検索結果上位はネットのビジネスだけじゃなく、ローカルビジネスにおいても影響が大きいです。
検索結果の順位をあげる一番の方法は、ユーザーにとってわかりやすいサイトを作ることです。
一時期、検索エンジンは被リンク数(リンクされている数)の多いサイトを上位にしていました。被リンクが多いということは、それだけ優れているサイトだという考え方です。
そこに目をつけたSEO業者は、ブログやダミーサイトをたくさん(ときには何千も)立ち上げ、そこから指定したキーワードで該当サイトにリンクするという方法で上位表示を売ってました。
そうして表示される検索結果は、ユーザーの本当の評価ではない。
検索エンジンは、優れているサイトを表示したいので、歪められた結果に対して対策します。
ペンギンアップデートで、被リンクがペナルティに
2012年4月、Googleがペンギンアップデートと呼ばれる検索アルゴリズムを実施しました。
嘘の被リンクばかり(※)増やしているサイトにペナルティを与え、検索結果から排除したのです。
(※他にもキーワードの無意味な羅列、隠しリンク、自動生成などがペナルティの対象)
僕が作るサイトは、リンクを買ったり、検索順位をあげるためだけのリンク集を作るなどの、「検索エンジンだまし」は(当然ながら)行わず、htmlソースのマークアップやキーワード選定で勝負していました。
ていうか、そういう有料SEOが嫌いなのです。詐欺みたいで。
すると、2014年4月のペンギンアップデート以降に、驚くべきことが起きました。
我々のサイトがSEO業者よりも上位に!
僕が制作したサイトの検索結果が、一気に1位まで上がったのです。それまでは、検索結果1ページ目に入るかどうかのところだったのに。
電話やメールでの問い合わせも増えました。
一方、SEO業者は自分たちで作ったリンクをせっせと外していました。
ただ、SEO業者も商魂たくましいもので、「ペナルティを受けているサイトを改善します!」というサービスを別名義で始めてました。しかも20万円とかで。
自動生成した嘘のリンク集や嘘のブログ(スパムブログ)からリンクを貼ることでお金をもらい、今度はそれを外すことでお金をもらう。まさに悪徳!
実はブログサービスの管理をしているときに、あるブログからのリンクを外してくれという問い合わせもありました。見てみると、明らかにスパムブログ。リンク先は某病院。
SEO業者に依頼→SEO業者がスパムブログを作成→記事を自動生成してリンク
→ペンギンアップデートでペナルティ→リンクの解除を依頼
という流れですね。
削除依頼はSEO業者からではなく、そのサイトの人からで、快くそのスパムブログは削除しました。
「SEOは買うものではなく、ユーザー視点でサイトを作ることですよ!」
とは言いませんでしたが。