こんにちは。daiscoです。
観葉植物があると部屋が良く見えますね。でも昨日、うちのフィカスベンガレンシスに赤いちっさなダニみたいなやつがいて、嫌でした。洗い流しました。
さて、今日はホームページ制作におけるモバイルファーストという考え方を紹介します。
スマホを第一に考えるのが、モバイルファースト
モバイルファーストとは、モバイル(=携帯端末)をファースト(=第一)に考えるホームページ制作の考え方です。
これまではデスクトップ用の華やかで情報の多いサイトを制作し、それをスマホ用に変換したり、スマホサイトは別サイトとして制作していました。つまり、デスクトップファースト(今考えた言葉)だったわけです。
だから、スマホサイトでは情報が不十分だったり、閲覧しにくいサイトだったりしていました。
モバイルファーストは、まず、スマホサイトをベースに制作し、デスクトップの場合はそれを拡張する、という流れで制作します。
モバイルファーストは、コンテンツファースト
スマホ用をベースに考えると、手のひらに収まる小さな画面で、いかに情報を伝えるかが重要になります。
情報をたくさん詰め込むことができないので、必然的に情報が絞り込まれていきます。
また、どのような画面のレイアウトだとわかりやすいかを考えるようになります。
ユーザーにとって、どうしたら使いやすいのか。
情報を伝えることが第一、ということです。
情報を第一に考えることをコンテンツファーストと言い、モバイルファーストで考えることで、コンテンツファーストになるのです。
グラフィックデザインも、コンテンツファーストで!
デスクトップ向けのサイトやチラシなどでは、色やレイアウトなどの見た目(ビジュアル)を重視しすぎて、きちんと情報を伝えることができていないことがあります。
制作の段階で、クライアントもデザイナーもビジュアルに目がいってしまって、気がつくことができないんですね。「あれもこれも大事」と情報を詰め込みすぎて、しかも全部を目立たせようとして失敗しているものをよく見かけます。
これはグラフィックデザインの重要性が下がるというわけでなく、グラフィックデザインにおいても、コンテンツファーストの考え方が必要だということです。
コンテンツファーストに考えることで、余計なものは削ぎ落とされ、シンプルに伝えることができるのですね。
モバイルファーストの現場での壁とユーザーファースト
自分自身、モバイルファーストという言葉は以前から知っていたものの、どうしてもデスクトップのサイトをメインに考えがちでした。デスクトップ用のデザインを考えてから、スマホデザインを作る、というような。
これは、環境によるものが大きいと思います。
ビジネスではデスクトップPCやノートPCをメインに使いますね。ホームページ制作を依頼しようとしている方も、ホームページを制作するWEBデザイナーもデスクトップで作業します。
なので、モバイルファーストがなかなかピンとこないのです。
どうしても、自分がよく使う環境を第一に考えてしまいます。
多くのユーザーがスマホから利用しているとしても、担当者がWindows XPのIE8を使っていたら、そこがメインになってしまったり。
先入観を捨ててユーザーを知ることが大事ですね。
ユーザーのことを第一に考える、それがユーザーファーストです。
ファーストファースト言ってますが、結局は顧客志向ってことですね。